Scanner MAX

Pangolin Scanner MAX

2014年 MAXは進化 いよいよ製品化!

現在、演出用スキャナーで多く使われているのはCambridge社のみと言っても過言ではありません。(プロ用レーザープロジェクター)所が、いよいよPangolin社がScanner MAXを製品化!
これは大きな出来事です。独占していた所に新たなライバル。
個人的に見て(斎藤)Pangolin Scanner MAXは今までの物よりもかなり優れています。
機構が全く違います。電気エネルギーを効率よく回転力に変えるために熱への損失が少なくコイルを焼き切る事も少なくなっています。
William R. Bennerさんは構造だけではなく材料、更にはドライバーにはDSPを入れ自由に特性をコントロール出来るようにもなり最強のScanner MAXを作りあげました。
KVANTはPangolin社とくみScanner MAXを使用したレーザープロジェクターを発売します。
Scanner MAXの概要を説明しているビデオがございます。
ご覧下さい。(2014.2.26)



以下2013年

Pangolin社はスキャナーの長年の研究結果かついに試作を完成しました。
今までのスキャナーの弱点を克服しました。
従来のスキャナーはコイルの形状や構造により電気を磁気に変えミラー軸を動かすためにどうしても熱エネルギーに
変換されてしまい効率よく動きの動作に伝えることが出来ませんでした。

Pangolin社のScanner MXは上記の問題を克服しさらに、高速化を目指すべき開発を行っていましたが
今回のprolight+sound 2013に展示されました。


左が従来のスキャナーで右がPangolin社が開発をしたScanner MAXです。
同じドライバーでコントロールをしていますが従来の物は赤くなり熱が出ていることが良くわかります。
一方右のScanner MAXは熱の上昇が大きく違います。逆に考えると更に大きな電流を流せることにもなります。
この様に電流を磁気エネルギーに変換されマグネットを動かす力は構造上も大きくScanner MAXの方が上回っ
ていることが明らかです。


今回Pangolin社のブースでKVANT社のレーザーにScanner MAXを入れた物が展示されていました。
スキャナードライバーはKVANTの物を使いスキャナーだけMAXを入れました。
実際にレーザーを照射してみますと複雑な描画も綺麗に表示されていました。
一番右がKVANTのレーザーの中にMAXが入っています。




この中にMAXが入っています。



これからMAXがいつ頃、量産体制に入れるか。
耐久性や品質の安定や供給量、価格など課題はあるとは思いますがPangolin社のWilliam R. Bennerさんなら
これらのことは全て解決出来ると信じています。
ほぼ独占状態であったケンブリッジのスキャナーからの選択しが生まれることになります。
かなりの期待と共によりいっそう素晴らしいスキャナーが世に出ることを望みます。