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KVANT レーザーの消費電力について

2011.06.10

レーザー照明は非常に省エネな演出方法

一昔前はガスレーザーが主流でした。非常に大きく、ガスレーザーを使うために高電圧が必要で230Vの数KWと、更にガス管を冷やすためにチラーが必要で水を使い冷やしていました。その為に消費電力が多く掛かっていました。
KVANT製品は全て半導体レーザーを使っていますので、100Vで家庭用電源から簡単に電力を供給できます。エアークーリングの為にチラーは必要無くなり消費電力は極端に少なくて済むようになりました。
そうは言ってもピント来ません。
そこで実験してみましょう。
測定する製品はKVANT製フルカラーレーザー装置の1W、3W、21Wを使います。

1Wフルカラーレーザー K1RGBS

この製品では渋谷AXやBOXX、STUDIO COAST等では問題無く使えるレベルのパワーがあります。

レーザーショー 省エネ 画像1   レーザーショー 省エネ 画像2

3Wフルカラーレーザー K3RGBS

武道館や横浜アリーナ、埼玉スパーアリーナ等でグラフィックなどを描けるパワーを持っています。またビル壁面や地面、芝生、ゲレンデなどにも描けます。
条件が悪い地面に描いた物が有りますのでご覧下さい。
この中で所さんの顔などのグラフィックを描いているのがK3RGBSです。

レーザー演出 省エネ 画像3   レーザー演出 省エネ 画像4
レーザー演出 省エネ 画像5   レーザー演出 省エネ 画像6

21Wフルカラーレーザー K21RGBS

広い空間に対してビームを出します。武道館、大阪城ホール、埼玉スーパーアリーナ、横浜アリーナ、野球場、屋外イベント等々とにかく大空間を演出出来る製品です。
榛名湖で行っているショーの一部です。
2Km先からレーザーを照射しています。一般のビデオカメラで撮影していますので、映像が荒いのはご了承下さい。

レーザービーム 省エネ 画像7   レーザービーム 省エネ 画像8
レーザービーム 省エネ 画像9   レーザービーム 省エネ 画像10

実際に測定してみましょう。
そして一般的なホットプレート(1300W)と比較してみましょう。

1Wフルカラーレーザー K1RGBS

レーザー照明 エコ 画像11   レーザー照明 エコ 画像12
待機中:39W
レーザー照明 エコ 画像13
動作中:75W ☆ホットプレート1台分の17分の1 ☆使用電気料金は約1円/時

3Wフルカラーレーザー K3RGBS

レーザー照明 エコ 画像14   レーザー照明 エコ 画像15
待機中:60W
レーザー照明 エコ 画像16
動作中:112W ☆ホットプレート1台分の11分の1 ☆使用電気料金は約2円/時

21Wフルカラーレーザー K21RGBS

レーザー照明 エコ 画像17   レーザー照明 エコ 画像18
待機中:308W
レーザー照明 エコ 画像19
動作中:576W ☆ホットプレート1台分の2分の1 ☆使用電気料金は約10円/時

ご覧の様にレーザーの消費電力が少ないのがおわかりになるかと思います。
ホットプレート1台分の電力で屋外用のレーザー装置が2台動かすことが出来てしまいます。

結論

演出に大きな効果をもたらすのに、消費電力は非常に少なくてすむ。
KVANTのレーザー装置は超省エネ製品と言うことですね。

電気料金計算方法 (東京電力の第一段階料金)
消費電力(kW) x 使用時間(h) x 単価17.87(円/kWh) = 使用料金(円)